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NPPVネットワーク支援に関しての資料提供のページで一部ご覧頂けます









 ■素人からの、わかりすく”NPPV”を解説
  気管切開を塞ぐにあたり、総合病院の耳鼻科を何度も診察に通った。その耳鼻科の先生は某医大の臨床教授で、年間40例の以上の気管切開をしているとか。
気管切開して、肉芽があり何度も通院していた。そこでの先生との話を思い出しながら纏めていますので、必ずしもすべてが正しい事では無いかもしれないし、私が感じた事が書いてありますので、間違いの無い様にして下さい。
気管切開は耳鼻科の領域である。
 私は無意識の内に、気管切開を受けて、6ヶ月位過ぎて退院前に初めて、筋ジス病棟より、通院で私を手術してくれた東北最大級の国立の医療センターに病院に挨拶がてら行きました。残念ながら、執刀医は転勤になっており、代わりの先生が診察してくれました。 耳鼻咽喉科独特の診察台を初めて経験、ファイバースコープ・電気メス・テレビモニターを実装しての優れものです。
退院を前に肉芽を処理して貰う為にの6ヶ月入院中で初めての外出もありました。おっかなびっくりでの診察で、いとも簡単に切除しましょうとの事でした。
 
 
 
 
NPPVってなぁに?
 NPPVってなに?から始まる解説書です。
気管切開・挿管とセットだった人工呼吸の医療の世界に変化の波が来ています。
非侵襲的な人工呼吸法NPPVとは、気管内挿管や気管切開をする必要の無い、新しいタイプの人工呼吸の方法です。鼻プラグ、マウスピース鼻マスク等の様々なインターフェイスの選択から、その人にあったインターフェイスを用い、上気道に陽圧を加え肺の換気を補助する人工呼吸で、気管切開とは異なり、患者・家族への負担が少ないのが特徴です。
 
 
   国立病院機構八雲病院のRSTスタッフの現場からの生の報告と座談会です。1991年に初めてNPPVを導し、NPPV看護を試行錯誤する中からNPPVのケアに必要な事、リスク業務の対策などを報告されています。医学書院看護学雑誌の特集号からの報告です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
呼吸器一つの裏事情・・・・・?? 
 日本の在宅では、地域によって、NPPVでは1機種(しかも1マスク)しか選べないのです。
しかも、LTVよりずっと低機能機種の値段も安いNIPⅢという機械。帝人が輸入しています。
京都と奈良、大阪の半分くらいの地域はほぼNIPⅢしか選べません。ヨーロッパでは、神経筋疾患では、その機種では内部バッテリーもないし、条件も選べないし、だめだと言っているのですが。患者さんは、それ以外を契約できないので(病院単位で決められているので、医師も患者ごとに選択できないのです)
 
国が在宅人工呼吸器特殊管理費をいろいろと検討して、制度が出来ているはずなのに・・・・・
いつの間にか、少し変な方向になってきているんでしょうか?

 こんな事情で”NPPV”が上手く出来ないでは困りますね。
睡眠時と、日中では当然呼吸条件が異なります。

 クリーンエアは、フランスのでは、終日の神経筋疾患患者さんでは、人工呼吸器が2台供給されている様です。
 
■全くおかしい、呼吸器裏事情。 
◇看護助手や介護ヘルパーなどの職種に救急蘇生バックを使えるようにして下さい。
なぜなら介護ヘルパーを利用するとき、家族や看護師がいなければ、入浴や外出ができないからです。
できれば人工呼吸器のスイッチON・OFFも、介護ヘルパーや看護助手も出来るようにしてほしいです。

現実には、気管切開とか夜間NPPVで自立生活している人達は多いです。
介助者を自分で育成してPA(パーソナルアシスタンド)等の制度利用での生活です。
 

国も認める所と思いますが、地域により支援してくれる事業所がないのでこの様な結果になってしまいます。
 
 
 
 
NPPVはQOLの向上に間違いはない。 
 
 イギリスから出ている、以前は埜中先生がエディターをしていて、今は西野先生がエディターをしている、神経筋疾患の専門医学雑誌の一つ、「Neuromuscular disorders」があります。
それに、八雲病院の40年間のDMDの経過の歴史的比較をした論文が載ります。
 時代の差や他の因子も関係しているでしょうが、気管切開より NPPV(熟練したスタッフによる)の方が、予後が良かったという論文です。 
 
 
そして、NPPVの役割と今後呼吸ケアセンターへ向けての要望へと 
 日本でも、15年以上にわたり、これだけの講演や本や論文がだされています、でもNPPVに対する理解認知度は、今ひとつです。一部の現場の病院幹部からは、こんな医療は不要だ?との声も聞こえます。それでも、QOL推進NPPVの環境整備を積極的に行っている施設は、マチュピチュになるので はと言われています。日本のほかの地域でできていないところにとっては、「神経筋 疾患の非侵襲呼吸ケアのレベルを上げなくてもいい」ことになるのでしょう。レベル を下に合わせる方がいいとされているのでしょうか?
 
 
 
 

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