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 在宅重度・重複障害者に対する支援委員会委員に東京の佐藤さんが。
 資料
 平成22年8月31日
 日本筋ジストロフィー協会 東京支部 佐藤貞二
 日本ALS協会から以下の目的のための委員会委員に日筋協を代表代理して承認されました。
筋ジス患者の抱えている課題と同様な問題と察します。皆様の在宅、入所で抱えている課題・問題点を訴えて下さい。委員会に反映したいと思います。当面、医療ケアに関しては『痰の吸引・経管栄養』の二点に絞っての検討の様です。『人工呼吸器を使用している』だけでも医療ケアとされている現実も時間の制約の中、可能な限り訴えたいと思います。
 またALS患者の橋本氏が設立された「さくら会」に関心の高い記事も紹介させて頂きました。
委員会名称  在宅重度・重複障害者に対する支援委員会
委嘱期間  ご承認の日から平成23年3月31日まで
設置の目的 医療的ケアを要する難病患者が抱える課題について検討する
 
NPO法人さくら会会報№1より
さくら会の「進化する介護」の研修システムを全国で!
介護職の痰の吸引と経管栄養の研修に関する試行事業に取り組みます
  今年22年7月5日から「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」が始まりました。7月22日、29日、8月9日の計4回が開催され、日本医師会、看護協会、ヘルパーや介護福祉士の協会、高齢者や重度心身障害者の施設代表、学校関係の代表が一同に顔を並べた検討会には、橋本みさお副会長も障害当事者をただ一人代表して意見を述べています。 これまで当面のやむを得ず必要な措置(実質的違法性阻却)として、在宅・特別養護老人ホーム・特別支援学校において、介護職員等がたんの吸引・経管栄養のうちの一定の行為を実施することを運用によって国は認めてきたのですが、こうした運用を法律に位置づけるべきではないか等の課題が指摘されてきたので、それを受けてこの検討会が立ち上がったのです。  予定では来年1月国会で介護福祉士法に新たな項目を加え、吸引や経管栄養を介護福祉士の業とするそうですが、吸引などを一定の資格の独占業務とするのかといった疑問の声が上がりました。そこで、第一回、第二回の検討会では、対象とする範囲(実施可能である介護職員の範囲、場所の範囲)について議論されていきました。これらの技術を介護福祉士の養成課程に組み込んではいくものの、介護福祉士の独占資格にしないことは、委員の間で合意ができつつあります。これにより、ある一定の研修を受講すれば二級ヘルパーでもそれ以外のヘルパーでも、吸引や経管栄養はできるようになるということです。介護職ばかりでなく、教育現場では教員にも実施できるようにしなければなりませんし、現在実施しているヘルパーが負担なく従来どおりの介護をできるようにしなければなりません。国は「現在実施できていることを後退させない」と固く約束をしました。(この続きは次号でもお知らせします)




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